「グローバル転職(語学力を武器にした転職)」の求人倍率で、製造業が2位となり11カ月連続で高倍率をキープ。ただし求人数自体は減少傾向に。
転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティングは2015年5月25日、2015年4月末時点のグローバル転職求人倍率を発表した。
グローバル転職求人倍率とは、2カ国語以上の言語においてビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需要バランスを算出したもの(転職求人倍率=求人数÷転職希望者数)。
業種別でのグローバル転職求人倍率は、「電気・ガス・熱供給・水道業」が前月比0.87ポイント増となる1.87倍でトップ、「製造業」は1.86倍(前月比0.16ポイント増)で2位となった。製造業は2014年6月以降11カ月連続高倍率トップ3入りとなっているが、求人数は前月比92%と減少傾向。
一方、職種別でのグローバル転職求人倍率は「財務・会計」が3.35倍(前月比0.54ポイント増)で1位、次いで「マーケティング/PR」が3.21倍(前月比0.76ポイント増)3位は「機械(自動車/プラント/精密機器)技術系」で2.28倍(前月比0.23ポイント増)となっている。
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