KDDI/沖縄セルラーによる「3D PRINT LAB.」は、Webページ上で自分がデザインしたスマホケースの3次元データを3Dプリンタで造形し、指定の住所へ届けてくれるサービス。「DMM.make 3Dプリントサービス連携・API」を利用している。
KDDIと沖縄セルラーは2015年1月26日、3Dプリンタ製オリジナルスマホケースの製作・購入が可能なサービス「3D PRINT LAB.」の提供を同年1月27日に開始すると発表した。利用料金は一律で3980円(税抜き・送料込み)。
同サービスでは、Webページ上(スマートフォンからは利用不可)で自分がデザインしたスマホケースの3次元データを3Dプリンタで造形し、指定の住所へ届けてくれる。ケースデザインの際には、5種のベースデザインや5色のカラー、約80種の立体スタンプがあらかじめ用意されており、それらを配置することで簡単にデータ作成ができる。ケース内側に好きな文字や数字が入れられるベースデザインもある。
ケースデザイン可能なスマートフォンは、下記。
同サービスが用いる3Dプリンタは「DMM.make 3Dプリントサービス」に備えるプロユースである粉末焼結積層造形式のもので、複雑な造形にも対応する。
同サービス利用の際には「au ID」の登録が必要。au携帯電話・固定通信サービスの加入者ではなくても利用可能だ。支払いは、「auかんたん決済」の通信料金合算支払いかクレジットカードに対応する。
同サービスは、「DMM.make 3Dプリントサービス連携・API」を利用している。ベースのデザインは、雑貨ブランド「THE」を主宰するPRODUCT DESIGN CENTERのプロダクトデザイナー 鈴木啓太氏が手掛ける。Web上での3次元データ作成・デザイン機能は、チームラボが開発したオリジナルの3次元モデリングエンジンを採用した。
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