スマホケースの3Dデータを簡単作成し、3Dプリントしてお届け3Dプリンタニュース

KDDI/沖縄セルラーによる「3D PRINT LAB.」は、Webページ上で自分がデザインしたスマホケースの3次元データを3Dプリンタで造形し、指定の住所へ届けてくれるサービス。「DMM.make 3Dプリントサービス連携・API」を利用している。

» 2015年01月27日 09時00分 公開
[MONOist]

 KDDIと沖縄セルラーは2015年1月26日、3Dプリンタ製オリジナルスマホケースの製作・購入が可能なサービス「3D PRINT LAB.」の提供を同年1月27日に開始すると発表した。利用料金は一律で3980円(税抜き・送料込み)。

 同サービスでは、Webページ上(スマートフォンからは利用不可)で自分がデザインしたスマホケースの3次元データを3Dプリンタで造形し、指定の住所へ届けてくれる。ケースデザインの際には、5種のベースデザインや5色のカラー、約80種の立体スタンプがあらかじめ用意されており、それらを配置することで簡単にデータ作成ができる。ケース内側に好きな文字や数字が入れられるベースデザインもある。

 ケースデザイン可能なスマートフォンは、下記。

  • Androidスマートフォン(isai VL LGV31、Xperia Z3 SOL26、Xperia Z1 SOL23、Xperia UL SOL22、Xperia VL SOL21、HTC J butterfly HTL23)
  • iPhone 6、iPhone 5s/iPhone 5、iPhone 4S
  • FirefoxOS Fx0(2015年2月下旬対応予定)

 同サービスが用いる3Dプリンタは「DMM.make 3Dプリントサービス」に備えるプロユースである粉末焼結積層造形式のもので、複雑な造形にも対応する。

 同サービス利用の際には「au ID」の登録が必要。au携帯電話・固定通信サービスの加入者ではなくても利用可能だ。支払いは、「auかんたん決済」の通信料金合算支払いかクレジットカードに対応する。

 同サービスは、「DMM.make 3Dプリントサービス連携・API」を利用している。ベースのデザインは、雑貨ブランド「THE」を主宰するPRODUCT DESIGN CENTERのプロダクトデザイナー 鈴木啓太氏が手掛ける。Web上での3次元データ作成・デザイン機能は、チームラボが開発したオリジナルの3次元モデリングエンジンを採用した。

Webサイトのイメージ
デザインの例(ケース内側) (C)PRODUCT DESIGN CENTER

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