三菱電機はタイのエレベーター生産拠点に新たに工場と試験塔を建設し、海外市場向けの開発・生産体制を強化する。
三菱電機は2015年1月21日、エレベーターのグローバルマーケット向けの製造拠点であるMitsubishi Elevator Asia(三菱エレベーターアジア、以下AMEC)に新たに工場と試験塔を建設し、開発・生産体制を強化することを発表した。
新工場は2016年5月に稼働予定。鉄骨3階建で、建築面積は4800m2、延べ床面積は1万4400m2。また新試験塔は高さ59m(14階建相当)で建築面積は約200m2。稼働時期は2016年12月予定となっている。
これにより、AMECの生産能力は現状の約1.5倍となる2万台へと増える見通し。また、コスト削減やリードタイム短縮、高速化など、競争力ある製品開発評価を実現するとしている。
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