ホンダはカスタムカーの展示会「東京オートサロン2015 with NAPAC」で2015年2月13日に発売予定の新型ハイブリッド車「JADE(ジェイド)」のカスタムカーを展示。同社のブースで、ジェイドの開発コンセプトについて聞いた。
ホンダはカスタムカーの展示会「東京オートサロン2015 with NAPAC」(2015年1月9日〜12日、幕張メッセ)で、同年2月13日に発売する新型ハイブリッド車「JADE(ジェイド)」のカスタムカーを展示した。
ジェイドは、1モーターのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載する6人乗りの3列シート車で、全高が立体駐車場の1550mm制限に対応している。ジェイドはその車両サイズや搭載機能から、「フィット シャトル ハイブリッド」や既に生産が終了している「Steram(ストリーム)」など、ホンダの複数モデルの後継車とも捉えられる。ホンダはどういったコンセプトでジェイドを開発したのだろうか。同社のブース担当者に聞いた。
ホンダのブース担当者によれば、ジェイドはストリームの後継車ではなく、ミニバン「Odyssey(オデッセイ)」の従来モデルを意識した新型車だという。
現行の5代目となるオデッセイは、2013年10月のフルモデルチェンジで全高が従来モデルの1545mmから1695mmへと引き上げられるという、大きな仕様変更が行われた。これにより、立体駐車場の1550mm制限には対応できなくなった。
ホンダのブース説明員は「オデッセイのユーザーの中には、従来の3代目や4代目の全高が良かったという方も多くいる。現行のオデッセイの全高は、そういったユーザーのニーズに合わないというのは事実。こうした背景により、ジェイドはオデッセイの従来モデルの車両サイズと上級感を意識したクルマになっている。ストリームの後継車というわけではない」と説明している。
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