ムトーエンジニアリング、教育機関向けに3Dプリンタ保守サービスを提供3Dプリンタニュース

ムトーエンジニアリングは、自社開発のパーソナル3Dプリンタ「MF-1000」と「MF-2000」を購入した教育機関向けに、製品の長期保守を目的とした保守契約サービス「アカデミーサポートパック」の提供を開始した。

» 2014年10月24日 12時24分 公開
[MONOist]
アカデミーサポートパック

 MUTOHホールディングス傘下のムトーエンジニアリングは2014年10月24日、自社開発のパーソナル3Dプリンタ「MF-1000」と「MF-2000」を購入した教育機関向けに、製品の長期保守を目的とした保守契約サービス「アカデミーサポートパック」の提供を開始した。

 同社のパーソナル3Dプリンタ「MFシリーズ」は同年1月より展開を開始し、既に多くの教育機関で利用されているという。しかし、同シリーズは個人ユーザーを想定して開発された製品であるため、教育現場で多人数が連続使用するようなケースを想定しておらず、製品寿命への影響が懸念されていた。特に、高温となるヘッド部分は、連続使用時間が限られているので早期の部品交換が予想される。

「MF-1000」と「MF-2000」

 そこで、同社はMFシリーズを、より安全に安心して使用してもらえるよう、教育機関を対象にした保守契約サービス(アカデミーサポートパック)の提供を決定。アカデミーサポートパックは、3年契約と5年契約の2つが用意されており、予算に応じて選択可能だという。なお、保守契約には、マテリアル素材を除く全ての部品が対象となっている。

対象製品 3年契約 5年契約
MF-1000(MF-1050) 7万円 10万円
MF-2000 14万円 20万円
表1 アカデミーサポートパックの費用(税別)

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