フローズンジャパンは、デジタルデンティストリーに対応した、次世代の歯科用3Dプリンティング製品群を日本市場で本格展開する。第1弾として、歯科用3Dプリンタと歯科用2次硬化機、歯科用洗浄機、樹脂混合ステーションを販売する。
フローズンジャパンは2025年5月28日、デジタルデンティストリーに対応する次世代の歯科用3Dプリンティング製品群を、日本市場で本格展開すると発表した。第1弾として、歯科用3Dプリンタ「SONIC CS+」、歯科用2次硬化機「CURE+」、歯科用洗浄機「WASH+」、樹脂混合ステーション「HEAT&MIX」の4製品を、同年6月1日から販売する。
SONIC CS+は、起動から造形開始まで約10分で立ち上がり、波長385nmによる高精度な寸法再現が可能である。XY解像度は22μmを実現し、デュアルヒーターシステムも搭載する。
CURE+は、プリセットされた材料名を選択するだけで使用できる設計となっており、フラッシュ効果と熱制御を組み合わせた硬化方式を採用する。110W出力の36個のLEDにより、スピーディーな硬化処理が可能である。
WASH+は、デュアルタンクシステムを採用し、±5分の工程で洗浄を完了できる。また、ユーザーのお気に入り洗浄プロファイルを登録することも可能である。
HEAT&MIXは、50℃までの加温機能とXYZ軸のローリング攪拌(かくはん)に対応し、3種類の動作モードで多様なニーズに応える。
同社は今後、2025年度下半期にかけて、「Sonic LS+ 歯科用3Dプリンタ」「FORGE 歯科用(金属)3Dプリンタ」「Trim+ 熱成形アライナー用オートトリマー」「V-CURE 歯科用2次硬化機」の4製品を順次、日本市場に投入する予定である。
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