三菱マテリアル、高送りラジアスカッターに難削材加工用モデルを追加FAニュース

主切れ刃の角度を切れ味重視の低抵抗設計にしたことで、難削材とされるチタン合金・耐熱合金の加工に最適化。低抵抗設計のため、切削熱の上昇を抑え、熱による摩耗を抑制できる。

» 2014年10月13日 10時30分 公開
[MONOist]

 三菱マテリアルは2014年9月16日、高送り加工用ラジアスカッタ「AJXシリーズ」に難削材加工用「JLブレーカ」を追加し、販売を開始した。標準価格は950円〜1330円(税込み)。

 JLブレーカは、難削材とされるチタン合金・耐熱合金の加工に有効な切れ刃を持つもの。主切れ刃の角度を切れ味重視の低抵抗設計にしたことで、チタン合金・耐熱合金の加工に最適化した。また、低抵抗設計のため、切削熱の上昇を抑え、熱による摩耗を抑制できる。

 同ブレーカの追加により同社では、高送りラジアスカッタのAJXシリーズの用途が、これまでの金型工具からさらに拡大したとしている。

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