ダイハツ工業は、「インドネシア国際モーターショー2014」に新型「コペン」を出展するとともに、時期は未定ながらインドネシア市場で市販する方針を明らかにした。新型コペンの海外展開を正式に発表したのは今回が初めて。
ダイハツ工業は2014年9月18日、インドネシア子会社であるアストラ・ダイハツ・モーター(ADM)が「インドネシア国際モーターショー2014」(開催期間:同年9月18〜28日)において、世界初公開となる4台のコンセプトカーと日本市場で6月に発売した新型「コペン」を出展すると発表した。
今回出展するコンセプトカーは、MPVの「UFC 3」、SUVの「SUV Concept」、クロスオーバーSUV「CUV 2」、「AYLA GT 2」の4台。UFC 3は、前回のインドネシア国際モーターショー2013で出展した「UFC 2」の進化形であり、インドネシア専用のFFタイプのMPVである。運転しやすいコンパクトなボディサイズでありながら、7人が十分に乗車できる広い室内と、スポーティーで先進性のあるデザインを表現したとしている。
SUV Conceptは、ADMのフラッグシップモデルを意識したFRタイプのSUV。CUV 2は、世界全域で需要の高まっているクロスオーバーSUVだ。AYLA GT 2は、インドネシア国際モーターショー2013で出展した「AYLA GT」のスポーティーさをさらに洗練させたモデルとなる。
今回、インドネシア初公開となる新型コペンは、時期は未定ながら「市販を予定している」(ダイハツ工業)という。新型コペンの海外展開を正式に発表したのは今回が初めて。出展モデルは、日本仕様と同様に排気量660ccの軽自動車用エンジンを搭載しているという。
“変える”をキーワードとした新型コペンの開発に向けたさまざまな取り組みについて、開発責任者の藤下氏自身が説明します。視聴登録は無料です!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.