PTCがM2MベンダーAxedaを買収――“モノのインターネット”事業をさらに拡充製造マネジメントニュース

PTCは「モノのインターネット」(IoT)事業のさらなる強化を目指し、M2MベンダーAxedaを1億7000万ドルで買収することを発表した。

» 2014年08月05日 13時15分 公開
[MONOist]
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 米国PTCは2014年7月23日(現地時間)、「モノのインターネット」(IoT)事業のさらなる強化を目指し、M2Mベンダーの米国Axeda(アクシーダ)を1億7000万ドルで買収することを発表した。買収手続きの完了時期は2014年第4四半期(2014年10〜12月)を予定している。

 Axedaは非上場企業で、機械やセンサーをクラウド接続するM2Mソリューションの開発で実績を持つ。安全な通信を確立し、さまざまな機械、センサー、デバイス類を遠隔監視・管理するソリューションを展開している。顧客企業は150社以上に上り、米国通信大手のAT&Tなども含まれるという。

 PTCでは2013年12月にIoTプラットフォーム向けのアプリケーション開発・運用プラットフォームを手掛ける米ThingWorxを買収し、IoT事業への本格展開を開始している(関連記事:PTC、「モノのインターネット」向けアプリプラットフォーム開発企業を買収)。

 今回の買収により、既存のThingWorxの開発プラットフォームや、サービスライフサイクル管理(SLM)、拡張製品ライフサイクル管理(PLM)などとの組み合わせをさらに強化し、「スマート・コネクテッド・プロダクツ」時代の対応したソリューションを展開していく方針だ(関連記事:IoTがもたらす“月の陰”でもつながる価値――「戦略転換が必要」とPTC CEO)。

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