USBメモリだけではない、身近なUSB機器に潜むリスク宮田健の「セキュリティの道も一歩から」(123)(1/2 ページ)

「モノづくりに携わる人」だからこそ、もはや無関心ではいられない情報セキュリティ対策。今回は、陸上自衛隊でUSBメモリからマルウェアが検知された事案を手掛かりに、USBメモリだけではない「USB機器」全般のリスクについて考えます。

» 2026年07月28日 07時00分 公開
[宮田健TechFactory]
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 皆さんは、仕事で「USBメモリ」を常用しているでしょうか? 答えは「No」であってほしいと願いますが、どうしてもこれに頼らざるを得ないことが筆者にもあります。

 わが家にはプリンタがないので、印刷するときはコンビニエンスストアのマルチコピー機まで出向いて作業をするのですが、このときに何らかのストレージメディアが必要になってしまいます。最近では、スマートフォン経由でネットプリントもできますが、やはり手軽なのはUSBメモリです。デジタルデータを物理的に持ち運べるという、非常に理解しやすい仕組みであることも大きなポイントかと思います。

 しかし、USBメモリを巡る事案が報道されるたびに、そのリスクに注目が集まります。陸上自衛隊でマルウェア入りのUSBメモリが検知されたという報道を受け、やはりこの問題は継続的に周知しなければならないものだと感じました。

 今回は、USBメモリを入り口に、分かっちゃいるけどやめられない便利な「USB機器」に潜むリスクを取り上げたいと思います。

陸上自衛隊の事案はどの組織でも起こり得る

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