「○○にAI使ってます」だけで、製品の魅力になるのか?:メカ設計メルマガ 編集後記

なお、筆者はこのインタビュー取材の翌日に購入してしまいました(笑)。

» 2026年09月29日 12時00分 公開
[八木沢篤,MONOist]

この記事は、2026年9月29日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 これまでにないデザインや構造が求められるような新規開発では、限られた期間の中で、品質やコスト、製造上の制約とも折り合いを付けなければなりません。デザイナーや設計者は、これまでの経験や勘を生かしながら、より良い答え(最適解)を模索する必要があります。

 ただ、経験が豊富だからこそ、過去にうまくいった方法に発想が寄ってしまうことも考えられます。限られた開発期間の中でアイデアをまとめようとすれば、なおさらかもしれません。もちろん、それ自体が悪いわけではありませんが、新規性を強く求められる開発では、慣れ親しんだ発想からどう脱却するかが重要ではないでしょうか。

※画像はイメージです ※画像はイメージです

 そこで注目されるのが、AI(人工知能)の活用です。短い時間で多くの案を出し、人間だけでは思い付かなかったアイデアを得られる可能性を秘めています。

 「AIでデザイン/設計する」と聞くと、コンピュータが条件に合った形状を自動生成する、ジェネレーティブデザインのようなものを思い浮かべる方もいるでしょう。近年、そうした技術の活用も進む一方で、筆者はその前段階にある「アイデアの種を見つける」使い方に、人とAIが力を合わせる面白さ/醍醐味(だいごみ)を感じています。

 先日取材したカシオ計算機の「G-SHOCK」は、まさにその一例でした。

「○○にAI使ってます」だけで、製品の魅力になるのか?

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