総出荷台数は3四半期連続でのプラス成長となり、前年同期比34.0%増の3万216台だった。特に輸出が好調で、溶接用が同33.6%増の8023台、電子部品実装用が同19.5%増の1749台で、いずれも3四半期連続でのプラス成長となった。
日本ロボット工業会は2014年4月24日、2014年1〜3月期の産業用ロボットの受注・生産・出荷実績についての統計を発表した。対象は同協会の会員企業36社。
受注台数は前年同期比25.3%増の2万9759台で、4四半期連続でのプラス成長となった。生産台数は同43.5%増の3万627台で、3四半期連続で増加している。
総出荷台数は3四半期連続でのプラス成長となり、前年同期比34.0%増の3万216台。総出荷額も同19.0%増の1165億円となり、2四半期連続で伸びている。
出荷先の内訳は、国内が8016台(前年同期比27.0%増)、国外が2万2200台(同36.8%増)で、輸出が好調となっている。特にアメリカ向けが順調に伸び、ドイツを中心としたヨーロッパ向けも回復しつつある。輸出分の内訳を見ると、溶接用が同33.6%増の8023台、電子部品実装用が同19.5%増の1749台で、いずれも3四半期連続でのプラス成長となった。
国内出荷では、自動車産業向けが前年同期比16.1%増の2530台で、4四半期ぶりにプラスに転じた。電子・電気機械産業向けも同26.2%増の2327台となり、3四半期連続で伸びた。中でも、ウエハー搬送など半導体向けが同90.8%増と引き続き好調となっている。
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