コンテックは、Intel Core i5プロセッサ搭載の産業用PC「GPC-710」シリーズの販売を開始した。18種類の海外安全規格を取得しており、受注生産に対応している。
コンテックは2025年7月23日、Intel Core i5プロセッサ搭載の産業用PC「GPC-710」シリーズの販売を開始したと発表した。18種類の海外安全規格を取得している。
同シリーズは、CPUに省電力かつ高性能な第10世代Core i5-10500TEを採用。筐体サイズは264×264×112mmとコンパクトながら、PCI Express 3.0(×16)を含む拡張スロットを搭載し、従来品の「GPC-700」シリーズと同等の外観を維持しつつ、処理性能を約2倍に高めた。グラフィックスにはIntel UHD Graphics 630を備え、VGA、HDMI、DisplayPortのトリプル出力に対応する。
受注生産対応で、メモリ(16、32GB)、ストレージ(最大2TB SSD×2)、RAIDの有無、OS(Windows 10、11 IoT Enterprise LTSC)を選択可能。さらに、3基の1000BASE-T LAN、8基のUSB(うち6基がUSB 3.2 Gen2)、シリアル通信ポート(RS-232C、422A、485)など、周辺機器との接続性も充実している。
また、日本VCCI、欧州CE、米国FCC、CSA、韓国KC、中国CCCなど、18の海外安全基準に対応。輸出向け機器の組み込み用途にも適する。このほか、カスタマイズケーブルやAC電源ケーブルなども受注対応し、グローバルな展開を視野に入れて設計している。
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