エンジンオイルと工業用潤滑油を日系二輪車・四輪車メーカーに販売開始。
出光興産は2014年1月9日、2013年12月に完工した同社100%子会社の出光ルブベトナム(Idemitsu Lube Vietnam)の潤滑油工場において、2014年1月から自社製造エンジンオイルや工業用潤滑油の販売を開始したと発表した。
ベトナムでは、二輪車販売台数が年間300万台に達するなど、エンジンオイルや工業用潤滑油需要がますます増加していくことが予測されることを受けて、同社では、二輪・四輪車用エンジンオイルと工業用潤滑油を、ベトナム初の日系潤滑油ブレンド工場で製造し、2014年1月から日系二輪車・四輪車メーカーをはじめとする顧客への販売を開始した。
これを機にベトナム国内でのエンジンオイルや潤滑油販売の強化と、東南アジア域内での輸出拠点としての機能強化を図り、2015年には輸出を含め販売数量年間2万2000kl、売上高約45億円を目指す。 新工場の所在地はベトナムのハイフォン市ディンブー工業団地、敷地面積は約6万m2。生産能力は3万5000kl/年。
独立系中堅・中小企業の海外展開が進んでいます。「海外生産」コーナーでは、東アジア、ASEANを中心に、市場動向や商習慣、政治、風習などを、現地レポートで紹介しています。併せてご覧ください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.