「産業オープンネット展2019 東京」では、次世代の産業用ネットワーク規格として注目を集めている「TSN」関連の展示が幾つかあった。本稿ではTSN関連の展示の中から、図研エルミック、B&R、マクニカの展示内容を紹介する。
ハーティングは、「産業オープンネット展2019 東京」において、産業機器に求められる動作温度範囲、振動やノイズに対する耐久性を持つ「Raspberry Pi」である「RevPiシリーズ」を展示した。
ORiN協議会は、「産業オープンネット展2019 東京」(2019年7月30日、大田区産業プラザPiO)において、さまざまなデバイスを簡単につないで見える化する価値を訴求した他、さまざまなIoTプラットフォームと接続し、異種環境を吸収できる利点を訴えた。
PFUは、「産業オープンネット展2019 東京」に初出展し、組み込みコンピュータとEtherCATカード、OS、SDK(ソフトウェア開発キット)などをパッケージにした提案を紹介した。
CC-Link協会(CLPA)は、「産業オープンネット展2019 東京」(2019年7月30日、大田区産業プラザPiO)において、新たに展開している「CC-Link IE TSN」の価値をデモ機などを通じて訴えた。
スマート工場化や産業用IoTなどの流れの中で大きな注目を集めるようになった通信規格が「OPC UA」です。「OPC UA」はなぜ、産業用IoTに最適な通信規格だとされているのでしょうか。本連載では「OPC UA」の最新技術動向についてお伝えする。第1回である今回は、あらためて「OPC UA」の概要と位置付けを紹介する。
スマート工場化など工場内でのIoT活用が広がる中、注目度を高めているのが「OPC UA」だ。本稿では、OPC UAの解説を中心に工場内ネットワークで何が起きようとしているのかを紹介する。第1回は工場内ネットワークの仕組みと、なぜ「OPC UA」が注目を集めているのかについて説明する。
スマートファクトリーをはじめとする工場内IoTが注目を集める中、産業用オープンネットワークへの関心は高まってきています。その中でモーション制御領域に強みを持ち「モーションフィールドネットワーク」ともいわれ、アジアを中心に導入が進んでいるのがMECHATROLINKです。本稿ではMECHATROLINKとは何か、どう活用すべきかについて、分かりやすく紹介します。
インダストリー4.0などによりスマートファクトリーをはじめとする工場内IoTが注目を集める中、大きなカギを握る技術として注目度を高めてきているのが「IO-Link」です。製造現場のさらに末端情報を担うセンサーやアクチュエータからの情報取得を可能とするIO-Linkとは何かを、本稿では分かりやすく紹介します。
イーサネットベースの産業用ネットワークである「PROFINET(プロフィネット)」をご存じでしょうか。工場の高度化が進む中、工場ネットワークのオープン化は加速しており、オープンネットワークであるPROFINETの利用範囲は拡大を続けています。本稿では、PROFINETとは何かを分かりやすく解説し、その強みに迫ります。
スマートファクトリーやインダストリー4.0など「つながる工場」を実現するカギとも見られる、工場情報システム用ミドルウェア「ORiN(オライン)」をご存じだろうか。なぜ今ORiNが注目を集めているのか。誕生の背景や活用シーン、技術の概要などを紹介する。
オープンPLCネットワークの「FL-net(エフ・エル・ネット)」をご存じでしょうか。工場のさらなる高度化が進む中、工場ネットワークのオープン化は加速しています。その中でPLCの相互互換性を確保するオープンPLCネットワーク(OPCN)にも注目が集まっています。OPCNを実現する「FL-net」の誕生背景やメカニズム、活用シーンなどを解説します。
産業用オープンネットワーク「EtherCAT(イーサキャット)」をご存じだろうか。工場などの産業用オートメーションにおいて、フィールドネットワークのオープン化が進む中、なぜEtherCATの存在感が増しているのか。誕生背景やメカニズム、活用シーンなどを詳しく解説し、その秘密に迫る。
日本テキサス・インスツルメンツは、32ビットマイコンの最新版「C2000 F2838x」を発表した。EtherCAT、Ethernet、CAN FDといった通信機能を1つに統合し、ACサーボドライブや産業システムなどへの実装に対応する。
EtherCAT Technology Group(ETG)は2019年7月2日、第13回となる日本メンバーミーティングを開催し、産業用オープンネットワークである「EtherCAT」の最新技術動向などを紹介した。
シスコシステムズは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、産業用ネットワークスイッチ製品などを中心に、工場を含む産業用ネットワークのあるべき姿について訴えた。
CC-Link協会は、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、産業用ネットワークの業界団体としていち早く市場投入を表明したTSN対応規格「CC-Link IE TSN」の価値を訴えた。また、将来的な産業用ネットワークの発展を見据え、ワイヤレスへの対応技術なども紹介した。
OPC UAなどのOPC規格の普及促進などを進めるOPC Foundationは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、業界独自の通信規格などを展開する主要団体と続々と連携し、産業用IoTなどでカギを握る異種システム間連携の業界標準的地位を確立しつつあることをアピールした。
三菱電機は2019年3月7日、産業用ネットワークの新規格「CC-Link IE TSN」に対応したFA製品群102機種を発表した。2019年5月から順次製品投入を開始する。
ルネサス エレクトロニクスは2019年3月7日、産業機器メーカーの機能安全対応をサポートするソリューション「RX Functional Safety」を発表した。
三菱電機は、産業用オープンネットワークの通信規格「CC-Link IE TSN」に対応するFA製品を開発する。対応製品群により、同社のFA統合ソリューション「e-F@ctory」を強化する。
CC-Link協会は2018年11月21日、「CC-Link IE」の次世代を担うネットワーク規格として「CC-Link IE TSN」の仕様策定が完了したことを発表した。時分割により異なるネットワークプロトコルでも混在が可能な他、タイムスタンプを自動で付与するため、データ分析などスマート工場化を加速させる方針である。
産業用ネットワーク技術などを展開する台湾のMoxaは「Embedded Technology 2018/IoT Technology 2018(ET2018)」のマイクロソフトブース内に出展し、同社機器を使い、遠隔稼働監視ソリューションを提案した。また、2018年11月15日に発表したトレンドマイクロとの合弁会社設立などについても紹介した。
産業用ネットワーク技術などを展開する台湾のMoxaは日本向けの提案を強化する。主にFA向けと鉄道向けでの産業用ネットワークの展開を拡大する方針を示す。
オムロンは、安全通信規格「CIP Safety」「FSoE(Safety over EtherCAT)」に対応した安全システム用コントローラー「NXシリーズ セーフティネットワークコントローラー」を発売した。
MECHATROLINK協会は2018年6月8日、2018年度総会を開催。インダストリー4.0やスマートファクトリーなどの動きが高まる中、新規格でスマートファクトリー対応機能を強化。さらに中国製造2025などの動きに合わせ中国を含むアジアでの加盟企業拡大に積極的に取り組む方針を示した。
産業用オートメーションと計測技術の展示会「システムコントロールフェア(SCF)2017/計測展2017 TOKYO」では、さまざまなオートメーションの最新技術が示されたが、多くの来場者の関心を集めていたのが「簡単IoTによる見える化」である。
MECHATROLINK協会は「SCF2017/計測展2017 TOKYO」に出展し、新規格である「MECHATROLINK-4」と「Σ-LINK II」を紹介した。
MECHATROLINK協会は同協会が推進するMECHATROLINKの新バージョンである「MECHATROLINK-4」を発表した。併せて、センサーやI/O機器の管理を行える「Σ-LINK II」のリリースも行っている。
ベッコフオートメーションは「第20回 組込みシステム開発技術展(ESEC2017)」に出展し、産業用フィールドネットワーク「EtherCAT」の新規格「EtherCAT P」関連製品を出展し注目を集めた。
NECは、SDN(Software Defined Networking)事業を強化し、導入や運用負担を軽減する製品やサービスを投入するとともに、工場やプラントなどの現場向けのインテグレーターとの関係性強化を図る。
長野沖電気は「ネプコンジャパン2017」において、産業用オープンネットワーク「EtherCAT」の新規格である「EtherCAT P」の評価ボードを出展した。
日本OPC協議会は、OPCの動向を国内で紹介する「OPC Day 2016 in Japan」を2016年12月に開催。2017年にリリース予定の「OPC UA」のPublish/Subscribe通信モデルの概要やスマート工場内での意味、今後のロードマップなどについて紹介した。
安川電機は、同社のモーションフィールドネットワーク「MECHATROLINK」が中国国家標準の推奨国家標準に採択されたと発表した。これにより、中国におけるモーションコントロール事業の拡大を目指し、MECHATROLINKの推進を進める。
MECHATROLINK協会は総会を開催し、IoTやインダストリー4.0への対応を強化し、システム提案を推進していく方針を示した。
産業用オープンネットワークである「EtherCAT」を推進するEtherCAT Technology Group(ETG)は、電源と通信をケーブル1本で結べる省配線規格「EtherCAT P」のスレーブ実装ガイドラインが完成したことを発表した。
CC-Link協会とOPC Foundationは、スマートファクトリー実現に向け、製造現場の装置と企業ITシステム間のインタフェース統一に向けて連携していくことで合意した。
トヨタ自動車は、ハノーバーメッセ2016において、工場内の産業用ネットワークとしてEtherCATを全面採用する。既に2016年3月に国内のサプライヤーには対応を要請しているが、グローバルサプライヤーについても対応を求めていく。
産業用オープンネットワークのCC-Link IEを推進するCC-Link協会と、PROFINETを推進するPROFIBUS&PROFINET Internationalは、相互接続技術を共同で開発することを発表した。
日本電機工業会が推進する産業用オープンネットワーク規格である「FL-net」と、日本ロボット工業会が推進する工場用情報システム用ミドルウェアの「ORiN」の連携が進んでいる。新たにORiNでFL-netとの接続を容易にするプロバイダーを開発し、製造ラインと上位システムとの連携を容易にする。
CC-Link協会とPROFIBUS & PROFINET Internationalは、「CC-Link IE」と「PROFINET」のネットワーク間の相互接続を実現する「カプラー」のモックアップを「産業用オープンネット展2017」で披露した。2017年末までの製品化を目指しているという。
ソフトサーボシステムズは、「産業オープンネット展2016」において、ソフトウェアベースのモーションコントローラ「WMX2」のデモンストレーションを披露した。
CC-Link協会は、イーサネットベースの統合ネットワーク「CC-Link IE」の新規格として、100Mbpsの汎用イーサネット通信を用いたオープンフィールドネットワーク「CC-Link IEフィールドネットワークBasic」を追加した。
日本電機工業会が推進する産業用オープンネットワーク規格である「FL-net」と、日本ロボット工業会が推進する工場用情報システム用ミドルウェアの「ORiN」が提携し、連携ツールの開発を進める。