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CC-Link IEとPROFINETの連携カプラーが登場、2017年末までに投入へ産業用ネットワーク

CC-Link協会とPROFIBUS & PROFINET Internationalは、「CC-Link IE」と「PROFINET」のネットワーク間の相互接続を実現する「カプラー」のモックアップを「産業用オープンネット展2017」で披露した。2017年末までの製品化を目指しているという。

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 CC-Link協会(CLPA)とPROFIBUS & PROFINET International(PI)は、「CC-Link IE」と「PROFINET」のネットワーク間の相互接続を実現する「カプラー」のモックアップを「産業用オープンネット展2017」(2017年8月24日、大田区産業プラザPiO)で披露した。2017年末までの製品化を目指しているという。

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CC-Link協会が披露したヒルシャーのCC-Link IE/PROFINET相互接続カプラーのモックアップ(クリックで拡大)

 CLPAとPIは2015年12月にCC-Link IEとPROFINETの相互接続技術を共同開発することを発表※)。それ以降、2016年12月には相互接続を実現する仕様書を策定するなど、順調に相互接続に向けた共同開発を進めてきていた。

※)関連記事:インダストリー4.0実現に向け、CC-Link IEとPROFINETの相互接続技術開発へ

 「産業用オープンネット展2017」で披露したのは、ドイツのヒルシャー(Hilscher)が開発している「CC-Link IE」と「PROFINET」の相互接続を実現する「カプラー」である。カプラーは異なるネットワークで構築された装置間またはシステム間の通信を実現するゲートウェイソリューションで、同製品を通じて「CC-Link IE」のネットワークシステムと「PROFINET」のネットワークシステムが相互連携できるようになる。2017年内の製品リリース発表を予定しているという。

 日本プロフィバス協会 会長の元吉伸一氏は「共同WGを通じて相互接続に向けた開発を進めてきた。計画通り2017年内に連携製品が生まれるように推進していきたい」と話している。

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カプラーの特徴(クリックで拡大)出典:CLPA

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