ブラザー工業は、64本の工具を搭載できるコンパクトマルチタスクマシン「SPEEDIO M300Xd2-64T」を開発した。
ブラザー工業は2026年8月18日、64本の工具を搭載できるコンパクトマルチタスクマシン「SPEEDIO M300Xd2-64T」を開発したことを発表した。同社によれば、主軸30番の複合加工機で工具64本の搭載するモデルは業界では初めてという。
近年、生産形態が大量生産から変種変量生産や多品種小ロット生産へと変化しており、これに伴って工作機械で使用される工具の種類が増加し、工具交換時間の短縮が生産性向上の重要な要素となっている。また、複数工程を1台の加工工程に集約し、段取替え時間を削減できる複合加工機のニーズも高まっている。
M300Xd2-64Tは、従来モデルの2倍以上となる最大64本の工具を搭載でき、工具交換時間の大幅な短縮を実現した。機械内部には正面の21本工具マガジンと、90度の位置に43本の工具ストッカーを配置しており、64本の工具をコンパクトな機械本体に収納できる設計となっている。
ブラザー工業では同機の開発を続けており、2026年9月に米国シカゴで開催される米国最大の工作機械展示会「IMTS2026」や同じく9月にドイツで行われる「AMB2026」、日本で10月に開催される「JIMTOF2026」では参考出展する予定だ。
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