パテント・リザルトは「鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界 他社牽制力ランキング2025」を発表した。他社の特許審査で拒絶理由として引用された回数を集計し、企業の技術的な影響力を可視化した。
パテント・リザルトは2026年7月13日、「鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界」の特許を対象に、2025年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計し、その結果を「鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界 他社牽制力ランキング2025」にまとめたと発表した。
同ランキングでは、2025年12月までに公開された全ての特許のうち、2025年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を対象とした。その結果、2025年に最も引用された企業は、1位の住友電気工業、2位の日本製鉄、3位のJFEスチールとなった。
1位の住友電気工業で最も引用された特許は「ばらつきの少ない薄膜歪抵抗材料」に関する技術で、ミネベアミツミの計8件の審査過程で引用されている。この他には「入力光を分波し位相変調し、対称配置した出力とモニタポートを備えた光モジュール」に関する技術が引用された件数の多い特許で、NTTの計6件の拒絶理由として引用されている。
2025年に住友電気工業の特許による影響を受けた企業としては、トヨタ自動車、古河電気工業、NTTなどが挙げられる。
2位の日本製鉄で最も引用された特許は「低燃焼性炭材と高燃焼性炭材を後添加し、焼結鉱の成品歩留を向上させる焼結鉱製造方法」に関する技術で、JFEスチールの計4件の審査過程で引用されている。この他、「金属部材と繊維強化樹脂を強固に接合し、超加成則を示す軽量高強度複合体」に関する技術が引用された件数の多い特許で、レゾナックの計4件の拒絶理由として引用されている。
2025年に日本製鉄の特許による影響を受けた企業としてはJFEスチール、神戸製鋼所、トヨタ自動車などが挙げられる。
3位のJFEスチールで最も引用された特許は「走査電子顕微鏡で撮像した材料画像を解析し、材料の特性値と確信度を推定する装置・方法」に関する技術で、日本発条などの計6件の審査過程において拒絶理由として引用されている。
2025年にJFEスチールの特許による影響を受けた企業としては日本製鉄、神戸製鋼所、トヨタ自動車などが挙げられる。
4位の古河電気工業で最も引用された特許は「容易に行う事ができるマルチコアファイバの融着接続方法」で、5位の神戸製鋼所では「高温腐食雰囲気下でも優れた耐食性が得られる陽極酸化Al基金属材」となった。
化学業界の特許資産規模ランキング2025、1位は
鉄鋼、非鉄金属、金属製品業界の特許けん制力ランキング、トップは住友電工
東芝、リチウムイオン二次電池関連技術の特許総合力ランキングで1位獲得
鉄鋼、非鉄金属、金属業界の特許けん制力、住友電工が前年に続きトップ
半導体製造装置の特許資産規模ランキング2025発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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