住友ベークライトは、カバーテープとキャリアテープが接着するまでのシール時間が短くても十分な剥離強度が得られる高速シール対応カバーテープの量産を開始した。
住友ベークライトは2026年4月1日、カバーテープとキャリアテープが接着するまでのシール時間が短くても十分な剥離強度が得られる高速シール対応カバーテープ「スミライト CSL-Z7304」の量産を開始したと発表した。
近年、スマートデバイスの普及と高性能化が進むにつれ、使用される電子部品は小型化が加速している。その数も増加しており、生産のさらなる効率化が求められている。これに伴い、電子部品を搬送するためのカバーテープには、極小サイズの部品への対応を可能にする細幅化や、キャリアテープへの部品封入をより短時間で行える高速シール性が求められている。
そこで、住友ベークライトはスミライト CSL-Z7304を開発した。スミライト CSL-Z7304は、シーラント層の設計が最適化されており、短い接着時間でも十分な剥離強度が得られるため、顧客の工程を高速化し、生産性の向上に貢献する。
また、強靭な素材を採用することで、4mm幅キャリア用の仕様(カバーテープ幅:2.6mm)でJIS規格(C0806-3)の要求である破断強度10N以上を満たしており、切れにくい。さらに、優れた透明性を備えているため、包装された電子部品や半導体が見えやすく、カメラ検査を阻害しにくい設計となっている。
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