家電のノジマがロボットショールームにヒューマノイドや業務用を展示する理由ロボット開発ニュース(2/2 ページ)

» 2026年03月05日 06時15分 公開
[森山和道MONOist]
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さまざまなロボットを間近で感じられる空間

 MIRAI ROBO SQUAREで展示されているロボットは、生活支援/サービスロボット、コミュニケーションロボットなどが中心。ノジマの店頭でも扱われているような家庭用のロボットだけでなく、法人向けの業務用清掃ロボット、搬送ロボット、ヒューマノイドもあり幅広い。

200坪の広さがある「MIRAI ROBO SQUARE」 200坪の広さがある「MIRAI ROBO SQUARE」[クリックで拡大]

 入口から入ってすぐの場所には、シャープやユカイ工学、パナソニックなどのコミュニケーションロボット各種が並べられており、インフォメーションデスク上にもロボットが並ぶ。そこから奥にはGROOVE Xの「LOVOT」のスペースが設けられている。

入口ではコミュニケーションロボットがお出迎え 入口ではコミュニケーションロボットがお出迎え。手前にあるのはシャープの「ポケとも」と「RoBoHoN」[クリックで拡大]
パナソニックの「NICOBO(ニコボ)」ユカイ工学のロボット各種ミクシィの「Romi(ロミィ)」 左から、パナソニックの「NICOBO(ニコボ)」、ユカイ工学のロボット各種、ミクシィの「Romi(ロミィ)」[クリックで拡大]
カシオの「Moflin(モフリン)」やenabotの「EBO X」 GROOVE Xの「LOVOTMakuakeの製品も 左から、カシオの「Moflin(モフリン)」やenabotの「EBO X」、GROOVE Xの「LOVOT」。Makuakeでクラウドファンディングを行っている製品も展示されている[クリックで拡大]
受付デスク上にはNUWAロボティクスJAPAN「Kebbi」も 受付デスク上にはNUWAロボティクスJAPAN「Kebbi」も。ただし受付業務を行っているわけではない[クリックで拡大]

 コミュニケーションロボットの展示の右側には、CYBERDYNEの「HAL」や清掃ロボットをはじめ、大阪・関西万博のパソナパビリオンにも出展されていたセミヒューマノイドを使った「マスター・リモートシステム」(非売品)の展示/デモを行っていた。

CYBERDYNEのロボット各種 CYBERDYNEのロボット各種[クリックで拡大]
サイバーダインの「マスター・リモートシステム」のデモ[クリックで再生]

 その隣はヒューマノイドのゾーンで、今回はAgiBotの「X2」と、GA Roboticsが国内販売代理店となっているUBTechの「Walker Tienkung」(旧名称:Walker E Pro)が展示されていた。

ヒューマノイドも展示 ヒューマノイドも展示。右側がAgiBotの「X2」、左側がUBTechの「Walker Tienkung」[クリックで拡大]

 その奥に進むとテムザックのモビリティロボットや、Doogの追従ロボットなどが展示されていた。一番奥には業務用清掃ロボット各種や搬送ロボットのゾーンである。

モビリティロボット「ロデム」農業ロボット「雷鳥」シリーズ 左から、テムザックのモビリティロボット「ロデム」と開発中の農業ロボット「雷鳥」シリーズ[クリックで拡大]
Doogの追従協働運搬ロボット「THOUZER(サウザー)」各種搬送ロボット、清掃ロボット 左から、Doogの追従協働運搬ロボット「THOUZER(サウザー)」と各種搬送ロボット、清掃ロボット[クリックで拡大]

 「コンサルティングブース」とされた椅子やテーブルが置かれたエリアの横ではHCIのロボットカフェシステムが出展されていた。ボタンを押すと水を持ってきてくれる(残念ながらコーヒーは飲めない)。

HCIのロボットカフェシステムNTTのIOWNの展示 左から、HCIのロボットカフェシステムとNTTのIOWNの展示[クリックで拡大]

家電量販店としての強みを生かしたロボットビジネスとは

ノジマの鈴木聡志氏 ノジマの鈴木聡志氏

 ノジマは「MIRAI ROBO SQUARE」をどのように活用していくのか。同所のセンター長を務める鈴木聡志氏は「ロボットを使うための快適なインターネット環境を整えることも含めて、家電量販店としての強みを生かして『総合的コンサル』のような事業を進めていきたい」と説明する。対象については手探りしながらになるが、まずは幅広く考えているとのこと。「MIRAI ROBO SQUAREに気軽に来ていただいて、触ってみて、試してもらいたい。その上で気に入ったものあれば購入していただければ。後は『こんなものを展示してほしい』という意見があれば取り入れて、よりよいショールーム作りをできたら」とのことだった。

 展示されているロボットは今後、入れ替えなども予定されているが詳細は未定。商談のために訪れる人だけでなく、無料で予約不要なので誰でも気軽に訪れることができる。コミュニティー構築などを進めるかについても未定とのことだ。

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