ホンダが自動車生産台数で国内4位に転落、日系自動車メーカーの生産低迷が続く自動車メーカー生産動向(3/3 ページ)

» 2026年01月28日 06時00分 公開
[MONOist]
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マツダ

 マツダの11月の世界生産台数は、前年同月比5.2%減の9万5232台と2カ月連続で減少した。主力の国内生産は、同2.3%減の5万8088台と4カ月ぶりに前年実績を下回った。前年12月に生産を終了した「マツダ6」などのマイナス影響があった他、主力モデルの「CX-5」が新型への切り替えなどにより同1.6%減と伸び悩んだ。ただ、「マツダ3」(同10.8%増)や「CX-30」(同37.0%増)などは好調だった。輸出もマツダ3やCX-30がけん引し、同7.3%増の5万5474台と3カ月連続で増加した。

 海外生産は低迷が続いており、前年同月比9.4%減の3万7144台と7カ月連続で減少した。メキシコは、関税対策で米国市場向けのCX-30やマツダ3を減産したことで同33.2%減の1万2574台と大幅に減少し、8カ月連続のマイナス。米国も前年に「CX-50」のHEVを追加した反動減が発生し、同10.1%減の8287台と前年割れとなった。北米トータルは同25.6%減の2万861台と7カ月連続で減少した。タイも「CX-3」の減少により、同4.8%減の5330台と2カ月ぶりのマイナスだった。唯一伸長したのが中国で、新型EV「EZ-6/マツダ6e」に加えて、SUVタイプの新型EV「EZ-60」も純増となり、同48.1%増の1万914台と2カ月ぶりのプラスとなった。

三菱自動車

 三菱自の11月の世界生産台数は、前年同月比2.8%増の8万2037台と5カ月ぶりにプラスへ転じた。このうち国内生産は、同4.0%増の4万4683台と2カ月連続で増加した。水島製作所(岡山県倉敷市)で生産する「デリカミニ」や、日産向けにOEM(相手先ブランドによる生産)供給する「ルークス」の新型車が寄与した。輸出は、北米向けは同44.2%増と好調だったものの、トータルでは同3.9%減の2万466台と2カ月ぶりに減少した。海外生産も、同1.4%増の3万7354台と5カ月ぶりにプラスへ転じた。

SUBARU

 スバルの11月の世界生産台数は、前年同月比20.4%減の6万6168台と5カ月連続で前年実績を下回った。大幅減の要因は国内生産で、同29.5%減の3万8464台と6カ月連続のマイナスだった。群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)での改修工事に伴う生産ライン停止の影響が表れた。これに伴い輸出も同13.6%減の3万6079台と5カ月連続の前年割れだった。唯一の海外生産拠点である米国生産は、サプライヤーの設備トラブルによる一部部品の納入遅れなどは解消したが、同2.9%減の2万7704台と前年実績には届かず、4カ月連続のマイナスとなった。

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