SCSKは、設備工事業務を一元管理できるプラットフォーム「BuildIn」の実証実験を開始した。各社が個別に管理していた膨大な資機材情報をクラウド上で共有することで、納期調整業務の効率化と負荷軽減を目指す。
SCSKは、設備工事業界の納期調整業務を効率化する情報共有プラットフォーム「BuildIn(ビルドイン)」の提供に向けた実証実験を開始したと発表した。
BuildInは設備の資材、機材情報をクラウド上で一元管理し、双方向からのアクセスを可能にする。利用者は資機材の発注から納期調整までの情報を関係者間で共有して、相互に更新できる。関係者間で情報が可視化できるため、属人化の防止につながる。また、電話やFAXによるアナログな事務作業をデジタル化し、現場担当者の業務負荷を軽減する。
納期や仕様の調整漏れを防止するタスク管理機能を備えるほか、現場での導入のしやすさを考慮して、Excel(エクセル)に近い操作感で入力できるインタフェースを採用した。
同プラットフォームの開発、提供はSCSKが、総販売元は住友商事マシネックスが担当する。両社は住友商事マシネックスが持つ設備工事業界での豊富なノウハウを生かしつつ、より現場のニーズに適したサービスを提供する。
建設業界では、労働者不足や高齢化、長時間労働が大きな課題となっており、業務の効率化や省人化に早急に対応する必要がある。特に設備工事の現場では、数千から数万件に及ぶ設備の資材、機材情報を設備工事会社とメーカー、代理店が個別に管理しているため、シームレスな連携が難しく、担当者不在による工期遅延などのリスクが懸念される。
SCSKはBuildIn実証実験を通じて、双方向的な情報アクセスによる業務の効率化について検証し、設備工事業界の継続的な発展を支えていく。
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