AVLとマイクロソフトは、AIとクラウドを活用することで、ハードウェアプロトタイプを使わずに24カ月以内での車両量産体制の構築を支援する。
AVLとマイクロソフトは2025年4月1日、AIとクラウドを活用することで、ハードウェアプロトタイプを使わずに24カ月以内での車両量産体制の構築を支援すると発表した。AVLにおける自動車産業向けのシミュレーションやテストなどの専門知識と、マイクロソフトの先進的なクラウドやAI技術を組み合わせる。
蓄積された設計ノウハウを体系化し、AIが車両全体の設計を自動生成することで、開発プロセスを大幅に効率化する。システム全体をパラメータ化し、仮想空間上にマッピングすることで、開発期間の短縮と製品品質の向上を実現する。
AVL DevOps PilotはAzure Marketplaceで提供が始まり、Microsoft Azure CloudとAzure OpenAIを使ったシステムテストの自動化によってSDV(Software Defined Vehicle)のソフトウェア開発が大幅に進む。仮想テストベンチから現実の路上での使用まで、効率的なデータ管理とトレーサビリティーの確保ができる。
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マツダが次世代半導体を使った自動車部品の共同開発をスタートCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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