横河計測は、測定速度を最大20倍向上した光スペクトラムアナライザー「AQ6361」を発表した。AIデータセンターで需要が急増するレーザーダイオード、光トランシーバー、光増幅器などの生産試験の生産効率向上に貢献する。
横河計測は2025年2月17日、測定速度を最大20倍向上した光スペクトラムアナライザー「AQ6361」を同月28日から販売開始すると発表した。
新製品は、従来機種「AQ6370E」と比較して測定速度を最大20倍向上するとともに、本体サイズを半分以下に抑えた光スペクトラムアナライザーだ。AI(人工知能)データセンターで需要が急増するレーザーダイオード、光トランシーバー、光増幅器などの生産試験において、生産効率やスペース効率の向上に貢献する。
波長分解能0.03nm、波長範囲1200〜1700nmの優れた光学測定性能を備え、73dBの高い迷光抑圧比が高ダイナミックレンジの測定に対応する。光通信部品および装置メーカー、レーザーダイオード検査システムメーカーなどで高まる、生産効率改善ニーズに応える。
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