Contentservは、製造業のB2Bコマースに関する実態調査の結果を発表した。回答者の約8割がB2Bコマースの課題を認識しており、そのうち約半数が「基幹システムとのデータ連携」の必要性を感じていることが判明した。
Contentservは2024年6月26日、製造業のB2Bコマースに関する実態調査の結果を発表した。調査によると、回答者の約8割がB2Bコマースの実行における課題を認識しており、このうち50.6%が「基幹システムとのデータ連携」が課題だと感じていた。
調査は、B2Bコマースを実施しているか、検討している年商200億以上のB2B製造業の管理職以上107人を対象に実施した。
調査では、「eコマースサイトでの商品情報の提供」について、73.8%(「かなり課題になる」「やや課題になる」の合計)が課題になると回答した。その中でも「組み合わせ商品の提案」(51.9%)や「顧客の検討状況に合わせた情報提供」(50.6%)について、課題になると考えている割合が半数を超えた。
また、B2Bコマースのシステムにおいて重要だと思う機能は、「販売分析機能」(43.0%)、「見積もり生成機能」(41.1%)、「在庫商品通知機能」(39.3%)などの回答が多かった。さらに、回答者の83.2%が、B2Bコマースやサービスシステムにおいて鮮度の高い商品情報を提供するために、商品情報管理(PIM)を活用することが重要だと答えた。
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