グンゼは、メディカル事業を拡大するため、主力となる綾部工場の拡張投資を実施する。投資により増産および生産効率の向上を図り、メディカル事業の基盤強化とさらなる成長の加速を目指す。
グンゼは2023年5月12日、メディカル事業を拡大するため、主力となる綾部工場(京都府綾部市)の拡張投資を実施すると発表した。2025年3月の完成に向けて新棟建設と新規設備に約17億円を投資し、2024年3月より順次稼働を開始する。
同工場への投資により増産および生産効率の向上を図り、メディカル事業の基盤強化とさらなる成長の加速を目指す。具体的には、世界市場における縫合補強材や人工皮膚の売上拡大、骨接合材の製品ラインアップ拡充による国内トップシェアの維持、拡大を目標とする。
同社は、生体吸収性縫合糸の事業化を機に、1986年に医療分野へ本格参入して以来、医療現場のニーズに応える製品の研究、開発を続けてきた。これまでメディカル事業は「機能ソリューション」セグメントの一部だったが、2023年度より成長事業として独立セグメント化することも決定している。
グンゼがプラスチックフィルム事業の基幹工場をサーキュラーファクトリーに転換
グンゼのベトナム新工場が稼働、ASEANのプラスチックフィルム需要増に対応
ベトナムの医療用カテーテル新工場が完成、グローバルな需要拡大に対応
オリンパス相模原物流センターにおける自動倉庫導入の舞台裏(前編)
海外展開でもうかる企業は一部だけ!? 日系企業が国内生産にこだわるべき理由
富士フイルムが米国に培地の生産拠点新設、約260億円を投資し2025年に稼働予定Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク