液体濃度計測用の光学式インラインプロセス屈折計シリーズを発売:FAニュース
ヴァイサラは、液体濃度計測用の光学式インラインプロセス屈折計シリーズ「Polaris」を発売した。完全自社開発のインラインプロセス屈折計として、化学業界や金属業界、半導体業界など向けに全7種を提供する。
ヴァイサラは2023年2月16日、液体濃度計測用の光学式インラインプロセス屈折計シリーズ「Polaris」を発売した。工業生産プロセスや製品品質の最適化、生産性向上、リソース、エネルギー、時間の節約を支援する。価格はオープンとなっている。
Polarisは、同社初という完全自社開発のインラインプロセス屈折計シリーズ。食品や飲料業界、衛生関連向けの「PR53AC」「PR53AP」、石油や化学、甘味料業界など向けの「PR53GP」、化学工業向けの「PR53GC」、パルプ、紙業界向けの「PR53SD SAFE-DRIVE」、化学、金属、工業向けの「PR53W」、化学、半導体業界向けの「PR53M」の全7機種をラインアップに加えた。液体濃度の計測に適しており、正確な計測機能と高い堅牢性を有している。
光学式インラインプロセス屈折計「Polaris」シリーズ[クリックで拡大] 出所:ヴァイサラ
モジュラー型を採用しており、同社の「Indigoプローブ」で産業計測変換器「Indigo520」とシームレスに接続できる。これにより、液体濃度ガスの同時計測に対応する。
また、リアルタイムに計測データを取得することで、産業プロセスの効率改善やエネルギーとリソースの効果的な分配に寄与する。主な対象プロセスは、蒸発、蒸留、発酵、混合、ろ過、結晶化、境界検出、希釈、抽出の終点検知などを見込む。
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