PFNと三井物産がレベル4の自動運転トラック、東京大阪間でのサービス目指す自動運転技術

T2は2022年11月15日、レベル4の自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現に向けて始動したと発表した。輸送サービスの事業開発を進めるとともに、実車を用いた公道実証なども実施する。初期のサービス区間は東京・大阪間を想定している。

» 2022年11月16日 06時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 T2は2022年11月15日、レベル4の自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現に向けて始動したと発表した。輸送サービスの事業開発を進めるとともに、実車を用いた公道実証なども実施する。初期のサービス区間は東京・大阪間を想定している。レベル4の自動運転システムは、特定の条件に限定されるがドライバー不在で走行する。

 T2はPreferred Networks(PFN)と三井物産の共同出資会社で、2022年8月に設立された。資本金は25億円で、三井物産が80%、PFNが20%を出資した。これまで、PFNが持つ深層学習などのAI(人工知能)技術を活用し、三井物産が事業構想を進めて実証実験を行ってきた。両社による支援は継続しながら、新会社であるT2に技術力やノウハウを集約する。

 働き方改革に伴い、2024年4月から自動車運転の業務に時間外労働時間の上限規制などが適用されるなど就業規則が厳格化する。今後も見込まれる物流の需要増加と相まって「2024年問題」と呼ばれている。

 レベル4の自動運転車は、2023年度から許認可制で公道走行が可能になる見通し。政府のロードマップでは、2025年度ごろにトラックや自家用車でのレベル4の自動運転の実現を目標としている。

開発中の自動運転トラック(左)。画像認識のイメージ(右)[クリックで拡大] 出所:T2

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