図10にModelicaを用いてモデル表現した結果を示す。これは図7の電気、機構、音の全体表現に相当する。回路表現に比べて、直感的に理解することが可能である。ただ、このためには内部で式をModelicaのルールに従って記述しておく必要がある。
図11に、全体系の等価機構系変換モデルを示す。これは図8下図に相当する。
次回から数回にわたって、これまで言葉としては何度か登場してきたModelicaについて、その背景、概要、具体例を紹介する。 (次回へ続く)
大富浩一(https://1dcae.jp/profile/)
日本機械学会 設計研究会
本研究会では、“ものづくりをもっと良いものへ”を目指して、種々の活動を行っている。1Dモデリングはその活動の一つである。
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