Stratasysはドイツのtrinckle 3Dとの提携を発表。積層造形支援ソフト「GrabCAD Print Pro」にtrinckle 3Dの治具設計ソフト「fixturemate」を統合することで、治具設計を自動化する。
Stratasys(ストラタシス)は2025年4月7日(現地時間)、ドイツのtrinckle 3Dとの提携を発表した。Stratasysの「GrabCAD Print Pro」にtrinckle 3Dの治具設計ソフト「fixturemate」を統合することで、治具設計を自動化する。
fixturemateは、自動化技術を活用し、数分でカスタム治具を設計できる。部品形状に応じて最適な治具形状を自動設計するため、加工や検査、組み立てに必要な面を確保しつつ、しっかりと固定可能な構造を提供する。
GrabCAD Print Proとの統合により、設計から製造までのプロセスがよりスムーズになる。CADの専門知識がなくても、GrabCAD Print Pro上でカスタム3Dプリント治具を容易に作成、構成できるようになる。これにより、作業時間の短縮や人材育成コストの削減につながる。
fixturemateの自動化技術を追加したことで、製造のための設計とプリント準備の両面でユーザーの業務を支援する。産業や輸送、受託製造、サービス業、修理業など各分野において、GrabCAD Print Proの適用範囲が広がるとしている。
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