式8を再掲します。
連載第6回と同様に、λとλgも反復計算して求めます。反復計算の最中は、λとλgの変化に従って、ρiも変化するので、式8においてρiを、λとλgの関数として表現しました。
反復計算なので、λとλgの初期値が必要です。共にマイナスの値なのですが、109のオーダーか、1桁台か、10-9のオーダーかが分かりませんので、以下に示す方法で求めます。
式15に、式10、式11、式14を代入すると次式になります。
上式にλg=0を当てはめると、λは以下となります。
i通りのλがあるので、その平均値をλの初期値とします。この初期値は第1世代だけ使用します。第2世代以降は、1つ前の世代のλを初期値とします。
λgの初期値を決めます。式18にλ=0を当てはめると、λgは以下となります。
i通りのλgがあるので、その平均値をλgの初期値とします。
各世代のλgは次式とします。ただし、λg initは第1世代の値を使います。
ampは、自分が決める定数です。先にフローチャートを説明してから解説します。
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