パナソニックライフソリューションズ ベトナムは、電設資材を増産するため、新建屋を建設する。新建屋の建設により、配線器具の年間生産能力は、2029年までに現状の約1.8倍の1億5000万個になる。
パナソニックは2022年2月28日、パナソニックライフソリューションズ ベトナムが、電設資材を増産するため、敷地内に新建屋を建設すると発表した。
パナソニックライフソリューションズ ベトナムは、ベトナムのビンズオン省にある生産拠点。新建屋は、配線器具やブレーカーを製造する2棟目の工場となる。投資金額は約13億円で、延床面積は1万355m2。新建屋の建設によって、配線器具の年間生産能力を2029年までに現状の約1.8倍の1億5000万個とし、今後拡大が見込まれるベトナム国内の需要に対応する。
また、既存棟を含めた工場内の製造ラインについても最適化する。製造から出荷までのリードタイム短縮などにより、市場への供給力を強化する。新建屋の着工は2022年3月で、2023年4月に生産開始を予定している。
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