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» 2021年11月19日 07時30分 公開

タブレット型プログラミングペンダントを小型垂直多関節ロボットに適用FAニュース

安川電機は、タブレット型プログラミングペンダント「スマートペンダント」を適用した小型垂直多関節ロボット4種を、「スマートシリーズ」として提供開始した。スマートフォンのように、直感的なロボット操作が可能になっている。

[MONOist]

 安川電機は2021年10月29日、タブレット型プログラミングペンダント「スマートペンダント」を適用した小型垂直多関節ロボット「MotoMINI」「MOTOMAN-GP4」「MOTOMAN-GP7」「MOTOMAN-GP8」4種を、「スマートシリーズ」として提供開始した。スマートフォンのように、直感的なロボット操作が可能になっている。

 同社は今回、人協働ロボット「MOTOMAN-HC」シリーズで採用しているスマートペンダントを、小物ハンドリングなどに適した小型垂直多関節ロボットにも適用。直感的な操作が可能になるため、初めてでも容易にロボットを導入できる。

キャプション タブレット型プログラミングペンダント「スマートペンダント」 出所:安川電機
キャプション 「スマートシリーズ」のラインアップ 出所:安川電機

 スマートシリーズでは、10.1インチの大型タッチパネル式液晶画面を採用し、従来の5.7インチに比べて分かりやすい表示を提供する。物理的な操作キーも必要最低限のものに限定しており、ほとんどの操作キーは必要なタイミングで画面上に表示され、迷うことなく直感的に操作できる。

キャプション 画面表示の一例 出所:安川電機

 「スマートモード」を搭載しており、操作者から見たままの方向へロボットを素直に動かせる。従来はロボットを操作する際、常にロボットの座標系と操作キーの向きを意識しながら押すキーを選択する必要があったが、操作キーとロボットの動く方向が常に同じになるため、座標系を意識せずにロボットを操作できる。

キャプション スマートモードでの動作(ロボットのイラストは人協働ロボット) 出所:安川電機

 また、理解しやすいロボット言語を採用。短く省略された形態ではなく、見れば意味が理解できる単語のため、あらかじめロボット言語を覚えておかなくても、ティーチングやプログラミングをしながら習得できる。ロボット言語は、従来の「MOTOMAN」シリーズで採用しているロボット言語にも切り替え可能だ。

 初心者向けのガイダンス、ヘルプ表示機能を搭載するほか、いつでもメインメニューを表示でき、全ての画面にアクセスできる。機能の説明を表示するアイコンを画面の随所に配置しており、操作の理解を助ける。

キャプション ガイダンス、ヘルプ表示機能 出所:安川電機

 ロボットコントローラは、小型軽量の「YRC1000micro」と密閉型構造の「YRC1000」の2種類から、設置環境に合わせて選択できる。価格はオープン。

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