イビデンが岐阜県揖斐郡大野町の工場用地を取得、将来の国内事業拡大を見据え工場ニュース

イビデンは、将来の国内事業拡大に備えた、岐阜県揖斐郡大野町における工場用地取得について発表した。「大野神戸インターチェンジ周辺まちづくり整備事業」で整備される事業用地に関して、基本協定を締結した。

» 2021年09月30日 07時30分 公開
[MONOist]

 イビデンは2021年9月10日、将来の国内事業拡大に備えた、岐阜県揖斐郡大野町における工場用地取得について発表した。「大野神戸インターチェンジ周辺まちづくり整備事業」で整備される事業用地に関して、基本協定を締結した。

 取得地の所在地は、岐阜県揖斐郡大野町大字下磯。面積は約15万m2となる。同社は中長期的な成長を目指し、生産品目の見直しと生産拠点の最適化を進めており、その取り組みの一環として、今回の工場用地取得を決定した。

 具体的な生産品目、操業時期や規模などは、さまざまな可能性を検討していく。軸となるのは、将来的に需要拡大が見込まれる、高機能ICパッケージ基板の生産能力増強だ。同基板は、ICへの電源供給や半導体とマザーボードプリント配線板を接続するための微細な電気信号回路を有した電子基板となる。なお詳細は、決定次第、発表する予定としている。

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