荏原製作所は、ベトナムで標準ポンプの製品組み立てを行うノックダウンセンターの稼働を開始した。グローバル生産体制、サプライチェーンの強化により、海外市場での標準ポンプ事業の競争力を高める。
荏原製作所は2020年12月15日、ベトナムで標準ポンプの製品組み立てを行うノックダウンセンターの稼働を開始したと発表した。
ノックダウンセンターは、同年12月よりベトナムで稼働を開始。同社はこれまで、イタリアの荏原グループ工場で生産された標準ポンプ製品の部品を、東南アジア地域の各国、販売会社ごとに在庫していた。ノックダウンセンターの稼働により、部品を一括で在庫し、需要に応じて組み立てて出荷できる。適正在庫の維持と効率的な製品供給を促進することにより、納期を短縮し、在庫を圧縮する。
今後も日本を含めたグローバルでの生産技術力、製造技術力を強化し、標準ポンプビジネスをグループ全体で強化することを目指す。同時に、日本を含むグローバルでの生産体制、サプライチェーンを強固にし、海外市場での拡販に力を入れていく。
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