Bruleは、頑丈なシングルノズルにシームレスなデジタルワークフローを追加した3Dプリンタ「Ultimaker 2+ Connect」を発売した。プリントジョブをWi-Fiやイーサネット経由で送信できる。
Bruleは2020年11月16日、頑丈なシングルノズルにシームレスなデジタルワークフローを追加した3Dプリンタ「Ultimaker 2+ Connect」を発売した。先行モデルを引き継ぎつつ機能を改善し、プリントジョブをWi-Fiやイーサネット経由で送信できる。価格は31万9800円。オプションの「Ultimaker2 + Connect AirManager」は6万5000円となる。
Ultimaker 2+ Connectは、「Ultimaker Digital Factory」を使用したクラウド3Dプリンティングにより、どこからでも高セキュリティのリモートファイル転送ができる。複数のプリンタの設置も容易だ。
また、2.4インチのカラータッチスクリーンによる直感的な操作、人間工学に基づくフィーダーレバー、頑丈なビルドプラットフォームにより、使いやすさと信頼性を強化した。搭載の0.4mmノズルは、ユーザーが0.25mmや0.6mmなどに付け替えられる。
セットアップと操作が容易で、一般的に使える3Dプリンティングラボでの使用に適しており、高等教育を受ける学生も積層技術を利用可能になる。安価な材料を選んでプロトタイプをプリントすれば、外部委託と比較して時間とコストを80%以上削減できる。
定期メンテナンスは年間4時間で、長い稼働時間を確保する。メンテナンスタスクに特別なツールは必要ない。学習用の「Ultimaker 3D Printing Academy」の一環として、無料のeラーニングも付属。このコースは、Ultimakerのエキスパートが作成しており、セットアップやメンテナンス、スライサーソフトウェア「Ultimaker Cura」の使用などについて説明する。
併せて、トップカバーとフロントエンクロージャーを組み合わせた「Ultimaker 2+ Connect Air Manager」も発売する。超微粒子の最大95%除去が実証されており、高温になる部品や可動部品からユーザーを守る。
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