キヤノンは、メディカル事業を強化するため、国内の商流をキヤノンメディカルシステムズに集約する。キヤノンメディカルシステムズは、キヤノンライフケアソリューションズの全株式を2020年1月1日付で取得する。
キヤノンは2019年11月1日、メディカル事業の強化に向け、国内の商流をキヤノンメディカルシステムズ(キヤノンメディカル)に集約すると発表した。2020年1月1日付で、キヤノンマーケティングジャパンの子会社キヤノンライフケアソリューションズの全株式を、キヤノンメディカルが取得することで基本合意した。
今後は、キヤノンメディカルが、医療機器販売と臨床に近い医療ITソリューションを提供する。キヤノンライフケアソリューションズは、キヤノンメディカルのもとで医療画像診断機器を中心とした医療システム事業やヘルスケア関連事業を展開。また、キヤノンマーケティングジャパンは、傘下のキヤノンITSメディカルを通じて院内の業務系のITソリューションを提供する。
キヤノンメディカルは、2016年にキヤノングループ入りしている。キヤノンは、グループの成長を目的とした戦略的転換を進めており、今回の事業再編もそのうちの1つになる。
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