アムニモは、産業用IoTの導入と運用に必要な機能をパッケージ化した産業向けIoTサービス「amnimo sense beta」の提供を開始した。データ取得、通信、運用、監視、セキュリティといった機能が基本サービスに含まれている。
アムニモは2019年6月11日、産業用IoT(モノのインターネット)の導入と運用に必要な機能をパッケージ化した産業向けIoTサービス「amnimo sense beta」の提供を開始した。月額利用料金は、1測定点当たり1000円(税別)からとなる。
amnimo sense betaは、センサーからのデータ取得、通信、運用、監視、セキュリティといった、IoTの導入から運用までに必要となる機能が基本サービスに含まれた産業向けIoTサービスだ。
ユーザーのゲートウェイに対して、それぞれ異なるデジタル証明書を発行し、工場でインストールして出荷。出荷後にユーザーアクティベーションにより、自動でデジタル証明書が発行され、安全なデータ通信が確立される。
また、センサーが取得したデータをアナログ入力し、LoRa通信で親機のゲートウェイに送信するエンドポイントデバイスを独自に開発。低消費電力で、長期にわたりデータを取得し続ける。
料金は使用状況に応じた課金制で、アムニモのEコマースサイトで会員登録の上、同サービスに加入して1カ月単位から利用できる。月額利用料金は、Eコマースサイトでユーザーが選択するエンドポイントデバイスとゲートウェイの台数、携帯電話通信容量、ユーザー数に応じて課金される仕組みだ。
さらに、amnimo sense betaを使った活用事例として必要な機材とその構築手順を紹介する「amnimo senseレシピ」をWebサイト上に掲載。現在は「水産冷凍室内の温度監視レシピ」「病院内の保温庫用温度監視記録レシピ」「建物内不快検知レシピ」など7レシピを公開しており、今後、順次増やしていく予定だ。
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