コネクテッドカーの市場開拓や新サービスで業務提携製造マネジメントニュース

GMOクラウドと双日は、自動車向けIoTソリューション「LINKDriveシステム」を活用したコネクテッドカー関連事業の推進に関する業務提携契約を締結した。LINKDriveシステムの国内外における市場開拓などを共同で推進する。

» 2018年10月04日 09時00分 公開
[MONOist]

 GMOクラウドと双日は2018年9月19日、GMOクラウドの自動車向けIoT(モノのインターネット)ソリューション「LINKDriveシステム」を活用したコネクテッドカー関連事業の推進に関する業務提携契約を締結したと発表した。今後両社は、LINKDriveシステムの国内外における市場開拓や新サービスの開発などを共同で推進する。

 自動車の領域においても、IoT技術を活用したさまざまな取り組みが国内外で進められている。インターネットにつながるコネクテッドカーはその1つで、これまで主に業務用車両の安全運転や運行管理などに利用されてきた。最近では一般車両への搭載も進んでおり、それに伴う関連サービスも広がりを見せている。

 こうした中でGMOクラウドは、カーオーナー向けスマホアプリ「LINKDrive(リンクドライブ)byGMO」をはじめとする、一連の自動車向けIoTソリューション、LINKDriveシステムを2017年9月から展開。同ソリューションでは後付けの車載コネクターを装着してコネクテッドカーにすることで、車両状態の自動解析と遠隔診断が可能だ。

 一方、国内外の幅広いネットワークで自動車関連事業を展開する双日では、グローバルな視点から自動車用IoT関連技術を利用した事業開発を強化してきた。

 両社は今回の業務提携により、LINKDriveシステムの国内外における市場開拓を進めるとともに、関連業者とのシステムやサービス連携を進めながら、新サービス開発を共同で推進する。将来的にはコネクテッドカー関連事業に関する合弁会社の設立も検討しているという。

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