メキシコにテクニカルセンターを新設、地域密着型のサービスを提供:FAニュース
アマダホールディングスは、メキシコにモンテレイテクニカルセンターを新設した。潜在的な需要や現地の顧客ニーズに対して迅速にサービスを提供できるよう体制を確立し、売上拡大を目指す。
アマダホールディングスは2018年6月7日、メキシコにモンテレイテクニカルセンターを新設した。これにより、潜在的な需要や現地の顧客ニーズに対して迅速にサービスを提供できるよう体制を確立し、2021年度までに2017年度比で約30%の売上拡大を目指す。
モンテレイ市郊外のStiva工業団地にオープンした同センターは、延床面積が2130m2で、1階建の建屋に展示場、セミナールーム、事務所などを備える。
アマダの各種機械も展示されており、例えばファイバーレーザーマシン「ENSIS-3015AJ」、パンチングマシン「AE-2510NT」、ベンディングマシンの「HG-1303」「EG-6013」「HM-1003」が展示されている。
同センターでは、最新のマシンやソフトウェアを使用し、実証加工や加工技術の提案、現場のオペレーターに対するマシン操作の研修など、現地ユーザーの課題を解決するためのサービスを提供する。
モンテレイテクニカルセンターの外観 出典:アマダホールディングス
- 機械が最高のパフォーマンスを発揮する工場へ、アマダが描くスマート化の理想像
板金加工機械大手のアマダは2018年5月から中小板金工場向けのIoTソリューション「V-facatory」の本格展開を開始したアマダ 執行役員 ベンディング事業本部長 アマダIoT(V-factory)推進プロジェクトリーダーの横山匡氏に話を聞いた。
- スマートファクトリー化で進む“モノづくり”の融合
製造業の産業構造を大きく変えるといわれている「第4次産業革命」。本連載では、第4次産業革命で起きていることや、必要となることについて、話題になったトピックなどに応じて解説していきます。第22回となる今回は「スマートファクトリー化で進む“モノづくり”の融合」をテーマに、製造と設計の変化について説明します。
- スマートファクトリーはエッジリッチが鮮明化、カギは「意味あるデータ」
2017年はスマートファクトリー化への取り組みが大きく加速し、実導入レベルでの動きが大きく広がった1年となった。現実的な運用と成果を考えた際にあらためて注目されたのが「エッジリッチ」「エッジヘビー」の重要性である。2018年はAIを含めたエッジ領域の強化がさらに進む見込みだ。
- 工作機械も4.0へ、シェフラーとDMG森精機が描く「マシンツール4.0」
ドイツのインダストリー4.0が大きな注目を集める中、工作機械にもIoTを積極的に活用する動きが出てきている。軸受部品を展開するシェフラーと、工作機械メーカーのDMG森精機は工作機械のインダストリー4.0対応を目指す「マシンツール4.0」プロジェクトを推進している。
- アップルVSサムスン訴訟を終わらせた日本の工作機械の力
知財専門家がアップルとサムスン電子のスマートフォンに関する知財訴訟の内容を振り返り「争う根幹に何があったのか」を探る本連載。最終回となる今回は、最終的な訴訟取り下げの遠因となった「新興国への技術移転」の問題と「なぜ米国で訴訟取り下げを行わなかったのか」という点について解説します。
- 好況に沸く工作機械メーカーは盤石か!? 課題は営業力にあり
企業再生請負人が製造業の各産業について、業界構造的な問題点と今後の指針を解説する本連載。今回はリーマンショック前の勢いを取り戻しつつある日系工作機械メーカーの動向と課題について取り上げる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.