また、プランKとプランDという異なる携帯電話通信網のIoT向け回線サービスを組み合わせることで、さまざまな応用が可能になるという。例えば、あるIoTシステムでプランKとプランDの通信を併用することにより、耐障害性を強化するための冗長構成が可能になる。また、デバイス LAN 接続サービスの「SORACOM Gate」と組み合わせれば、プランKのSIMカードとプランDのSIMカードの間でプライベートIPを利用した通信を行えるようになる。
ソラコムがフルMVNOに、「加入者管理機能をオープン化」
ソラコムはIoT通信プラットフォーム「SORACOM」の新機能を発表。データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」のクローバル向けSIMで、加入者管理機能(HLR)を独自に実装するとともに、IoTデバイスの量産時に求められる組み込み型SIM(eSIM)の提供も始める。これに併せて、クローバル向けSIMの新たな料金体系「plan01s」も導入する。
ソラコムの新料金は従来比6分の1の月額50円!? LoRaWANの普及加速でも一手
ソラコムは、IoT向けデータ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」に新たな料金体系として「Low Data Volume」を追加する。遠隔監視や動態管理など、通信を行うIoTデバイスの数が多い一方で、1個のIoTデバイス当たりの通信データ量が少ない用途に向ける。1カ月当たり50円程度で維持に抑えることも可能だという。