さて、「SOLIDWORKS」の次期バージョンの新機能といえば、パロディー寸劇で紹介されるのが恒例になっている。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「バットマン」「スター・ウォーズ」、米国で人気のリアリティーショーなど元ネタはいろいろ。
しかし今回は、基調講演の1日目の映像で、ソリッドワークスブランドCEOのジャン・パオロ・バッシ(Gian Paolo Bassi)氏が、2016年と同じスター・ウォーズの案を却下したことにより、寸劇を担当しているいつものスタッフがその場で思い付いた謎の映画「DEMO-LITION」に変更されることに。
2日目からは、DEMO-LITIONそのものではなく、撮影の裏側で起こっているメイキング映像が流された。
そして3日目、ついに完成したDEMO-LITIONのPV画像が披露された。その内容は、「Demoliton(邦題:雨の日は会えない、晴れた日は君を想う)」というよりも「デモリションマン」に近いドッカンバッカン系。
これで終わりかとおもいきや、ここまで散々な扱いを受けてきたジェレミー氏が、DEMO-LITIONをジャックして「JEREMY-LITION」に変更。基調講演ステージに出てきて、SOLIDWORKS 2019の新機能について語り始めた(担当は大規模アセンブリ関連の4つの新機能)。
ちなみに今回は、映画のメイキング映像がモチーフになっていたとのこと。新機能のデモを見せる“DEMO”-LITIONから、ジェレミー氏の独壇場になると“JEREMY”-LITIONになるとか、アメリカンジョークって難しいなぁ……。
そして講演の最後にバッシ氏が登壇し、次回のSOLIDWORKS Worldは2019年2月10〜13日に米国テキサス州ダラスで開催することを明らかにした。
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