ドイツSAPは、米マイクロソフトとのパートナーシップを拡大した。両社のクラウドサービスを互いに導入・利用することで、顧客企業のデジタル変革やクラウド化を推進していく。
ドイツのSAPは2017年12月1日、米マイクロソフトとのパートナーシップを拡大することを発表した。両社のクラウドサービスを互いに導入・利用することで、顧客企業のデジタル変革やクラウド化を推進していく。
例えば、SAPのプライベートマネージドクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」を「Microsoft Azure」上で稼働することで、顧客企業はマネージドクラウドというセキュアな環境下でSAPのERPソリューション「SAP S/4HANA」を利用できるようになる。
また両社は共に、「SAP S/4HANA on Azure」を社内業務向けに適用する。マイクロソフトでは、Azureで実行される「SAP S/4HANA Finance」ソリューションを導入予定だ。さらに、財務レポートの効率化などを図るため、SAP S/4HANAをAzure AIおよび分析サービスと接続する。SAPでは、効率性や柔軟性、革新性の向上を目的として、子会社分も含めて10以上の重要なシステムをAzureへ移行中だ。
両社はこれらの社内プロジェクトを文書化。Azure上のSAPアプリケーションの導入に関するガイダンスと、同システムを利用する技術を体系化し、顧客に提供していく。
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