映像/音声コーデック技術のリーダー企業と販売店契約を締結組み込み開発ニュース

富士ソフトは、カナダのSystem on Chip Technologies(SoC)と販売店契約を締結した。同時に、SoCのH.264/H.265、MPEG-2のコーデック(エンコーダ/デコーダ)IPコアの販売を開始した。

» 2017年03月09日 08時00分 公開
[MONOist]

 富士ソフトは2017年2月21日、カナダのSystem on Chip Technologies(SoC)と販売店契約を締結した。また同日、SoCのH.264/H.265、MPEG-2のコーデック(エンコーダ/デコーダ)IPコアの販売を開始した。

 SoCは、映像に関する技術をFPGA向けIPとして開発し、4K対応の高性能ビデオコーデックIPコア(H.264/H.265、MPEG-2 エンコーダおよびデコーダ、トランスコーダ)を販売している。SoCの製品は「コンパクトなロジックサイズ」「低遅延」「低消費電力」「高画像化」を特長とするが、これはハードウェアの並列処理アーキテクチャによるものだ。

 富士ソフトは、高品質で低遅延、省電力、フットプリントの小さいIPコアとモジュール、H.264/H.265、MPEG-2が書き込み済みのチップセット、コーデック性能の評価キットを提供する。

 この協業により、富士ソフトは映像利用分野での開発を高度化し、組み込みシステム開発の効率化に貢献する。

photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.