キャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」が「組み込みシステム向けプログラム/OS」に関するアンケート調査結果を発表。組み込み系エンジニアが業務でよく使う言語、一番好きな言語は「C」、好きなOSは「Windows」だった。
キャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は2017年1月25日、「組み込みシステム向けプログラム/OS」に関するアンケート調査結果を発表した。
調査対象は、普段の業務の中で組み込み系のプログラミングをするエンジニア200人。始めに「業務でよく使っている言語」を尋ねたところ、トップ3は「C」(36.0%)、「C++」(32.5%)、「Java」(23.5%)となった。「C」は「この言語を知らない」と回答した割合が最も低く、5.5%だった。
次に「一番好きな言語」を尋ねた。その結果、29.1%が挙げた「C」が1位。好きな理由には「使い慣れているから」「理解しやすい」「コーディングしやすい」「互換性が高い」などの回答が寄せられた。なお、2位は「Microsoft Visual Basic」(16.8%)、3位は「C++」(15.3%)だった。
組み込みシステム向けプログラミング言語で、これから一番学びたいと考えている言語は、20.9%を占めた「Java」がトップ。2位には、同率で「C++」と「Microsoft Visual C++」(13.8%)が続いた。
組み込みシステム向けOSのうち、「業務でよく使っているOS」は「Windows」を挙げたエンジニアが最も多かった(70.0%)。次いで「Linux」(28.0%)、「iOS」(16.5%)、「Android」(14.5%)という結果となった。
続いて「一番好きなOS」を尋ねたところ、トップは「Windows」(53.8%)だった。好きな理由には、「使い慣れている」「最も普及している」「開発環境が整っている」などが挙がった。2位は「Linux」(17.1%)、3位は同率で「iTRON」と「iOS」(6.5%)だった。
「これから一番学びたい組み込み系OS」は「Windows」が最多(23.6%)。続いて「Linux」(22.1%)、「iOS」(16.1%)、「Android」(12.1%)という結果になった。
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