組み込み機器に適したビットマップフォントの定額ライセンスサービス組み込み開発ニュース

ダイナコムウェアは、組み込み機器に適したビットマップフォントを定額で使用できる年間ライセンスサービス「DigiType BMP」の販売を開始する。定額のライセンス費用で、ビットマップフォントを無制限に使用できる。

» 2017年01月26日 08時00分 公開
[MONOist]

 ダイナコムウェアは2017年1月12日、組み込み機器に適したビットマップフォントを定額で使用できる年間ライセンスサービス「DigiType BMP(デジタイプ・ビーエムピー)」の販売を開始すると発表した。

 DigiType BMPは、必要に応じてビットマップフォントを入手できる定額のライセンスサービスだ。費用は組み込み機器1機種ごとで、年間のライセンス費用でビットマップフォントを無制限に使用できる。

 同サービスでは、データサイズが小さいバイナリデータ形式でビットマップフォントが出力できる。書体パックの中から自由に書体デザインを選択して、「必要な文字セット」「文字サイズ」「階調」が設定できる。別ファイルの文字情報との連携により、プロポーショナル対応も可能だ。

 使用手順は、まずDigiType BMPをPCにインストール後、書体・サイズ・階調などの情報をDigiType BMPでビットマップフォント出力する。出力したバイナリデータを実機に搭載する。

 動作環境は、Windows Vista(Service Pack 2以上)/7(Service Pack 1以上)/8.1/10の日本語版。対応文字範囲は、JIS2004字形日本語でMicrosoft標準キャラクタセットに準拠している。今後はさらに「デザイン性豊かな書体」「多言語」「記号」などを追加する予定だ。

photo 「DigiType BMP」書体デザインイメージ

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