インダストリー4.0の推奨規格「OPC UA」、パブサブモデルでスマート工場に対応産業用ネットワーク(2/2 ページ)

» 2017年01月12日 13時00分 公開
[三島一孝MONOist]
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TSNを組み込みリアルタイム性確保へ

 パブサブモデルは、既に2016年4月にドイツで開催されたハノーバーメッセでプロトタイプが公開されており、2017年央には本リリースを行う計画である。

photo パブサブモデルのロードマップ(クリックで拡大)出典:日本OPC協議会

 パブサブモデルの本リリース後は、通信のリアルタイム性を確保するTSN(Time Sensitive Network)の採用なども検討する計画だ。これらの課題解決が進めば、上位から末端までをOPC UAが採用できる可能性も生まれてくる。藤井氏は「TSNはまだ検討段階で、当面はパブサブモデルの本リリースが活動の中心となる。検討が本格化するのはパブサブモデルの本リリース後だ」と述べている。

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