Oracle Health Sciencesは、製薬会社の医薬品安全性向上に貢献するクラウドサービス「Oracle Health Sciences Safety Suite 8.0」を発表した。製品のライフサイクル全体のリスクを総合的に管理できるようになるソリューションだ。
Oracle Health Sciencesは2016年4月13日、製薬会社の医薬品安全性向上に貢献するクラウドサービス「Oracle Health Sciences Safety Suite 8.0」を発表した。医薬品メーカーや治験スポンサー、開発業務受託機関(CRO)、保健機関が、より多くの情報に基づいてより迅速に判断を下したり、グローバル・コンプライアンスを最適化したりするなど、製品のライフサイクル全体のリスクを総合的に管理できるようになるクラウド型のソリューションだ。
同ソリューションにより、エンドツーエンドでの医薬品安全性管理が可能となり、プロセスの迅速化や精度向上が図られる。クラウドであるため、迅速に導入でき、ハードウェアの追加導入が不要なので、コストとリスクも軽減する。
また、同ソリューションには「Oracle Argus」や「Oracle Health Sciences Empirica」など、同社の安全性ソリューションが含まれており、最新の規制要件への対応や、有害事象、臨床・医療データなどから検出したシグナルの一元的な管理が可能になるという。
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