ミーリング機能を搭載した、CNC複合旋盤のエントリーモデルを発売FAニュース

ヤマザキマザックは、CNC複合旋盤のエントリーモデル「QT-COMPACT」シリーズを発表した。中軽切削に適したミーリング機能を標準で装備する。

» 2016年04月21日 07時00分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2016年4月5日、CNC複合旋盤のエントリーモデル「QT-COMPACT」シリーズを発表した。ミーリング機能を標準で装備し、中軽切削に適している。

 QT-COMPACTシリーズは、ビルトイン旋削主軸や全軸ローラーガイドを搭載するなど、上位モデルと同様の高剛性な機械構造を採用している。これにより、エントリー機でありながら、高精度な複合加工にも対応できる。

 さらに、熱変位制御機能「サーマルシールド・プラス」を搭載。新たに、温度/熱変位補正量の見える化や補正量の調整機能を追加したことで、安定した加工精度を保持できる。

 CNC装置には、最新のMAZATROL SmoothCを採用した。高速・高精度な加工を可能とし、操作性も向上している。チャックサイズは6〜10インチで、サブスピンドル仕様/Y軸仕様など、さまざまな仕様をそろえた。

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