従来比8倍の解像度を持つ小型プログラマブル表示器のカラーモデルを発売 : FAニュース
デジタルは、小型プログラマブル表示器「GP4100」シリーズにカラーモデルを追加した。モノクロモデルの8倍となる480×272ドットの高解像度で、視認性・操作性が向上している。
デジタルは2016年3月14日、小型プログラマブル表示器「GP4100」シリーズのカラーモデルを発売した。生産現場のさまざまな情報の収集・活用をサポートし、製造現場のIoT(モノのインターネット)導入に貢献するという。
GP4100シリーズは、大型装置で主流のイーサネットによるネットワーク接続を4.3型の表示器で可能にしている。解像度はモノクロモデルの8倍となる480×272ドットで、高解像度により視認性・操作性が向上。小型表示器に多い画面の容量不足や、画面の見づらさによる操作ミスなどの問題を低減できる。
また、市販のUSB機器に接続可能なUSB Type Aを標準で搭載。バーコードリーダーやUSBメモリなどの周辺機器に接続し、各機器のデータをネットワーク経由で上位PCで収集できる。
価格は、イーサネットタイプが4万4000円から、シリアルタイプが3万7000円から。接続機器やアプリケーションに合わせて選択できる。
「GP4100」シリーズのカラーモデル
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録 をお願い致します。
IoTが製造業のサービス化を呼ぶ?
モノ売りからコト売りへ――。IoT(モノのインターネット)の進展により、一昔前に製造業の周辺で言われてきたサービスビジネス拡大の動きが本格的に広がりを見せ始めています。しかし、「モノ」を主軸としていた製造業が「コト(サービス)」を中心としたビジネスモデルに切り替えるのは容易なことではありません。そこで本稿ではサービスビジネスの基本的な話を分かりやすく解説していきます。
製造業に襲い掛かる第3次IT革命の波
経済学者マイケル・ポーター氏と米国PTCの社長兼CEOであるジェームズ・ヘプルマン氏の共著でるIoTに関する論文「IoT時代の競争戦略」が公開された。PTCジャパンでは、同論文の内容を解説する説明会を開催した。
製造業向けIoT活用入門
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)に注目が集まる一方で、製造業がIoTを活用するための道筋は見えづらい状態にある。本稿では、幾つかの代表的なIoTの活用シーンを紹介するとともに、自動車向けテレマティクス(カーテレマティクス)を具体的な事例として、製造業がIoTから得られるメリットについて解説する。
「M2M」「IoT」「クラウド」――“つながる技術”が切り開く組み込みの未来
2013年11月20〜22日の3日間、パシフィコ横浜において恒例の組み込み関連イベント「Embedded Technology 2013/組込み総合技術展(ET2013)」が開催された。本稿では、多数のブースの中から“これからの組み込み技術”という視点でピックアップした展示デモの内容を紹介する。
IoTのビジネスチャンスをどう見つけるか?
IoT(モノのインターネット)の進展により製造業においてもサービスビジネス拡大が期待されています。本連載ではサービスビジネスの基本的な話を分かりやすく解説しています。4回目となる今回はサービスビジネスにおけるマーケティング戦略について解説してきます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.